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2023-24年度版 RLI開催要項

2023-24年度版 RLI開催要項

目次

 
 
 
 
 
 
 
 
 

1.RLIとは

1)概要

ロータリーリーダーシップ研究会(Rotary Leadership Institute)は
ロータリアンの知識を啓発し
モチベーションを高め
リーダーシップを養成するために

世界各地の地区に組織された会員地区の、草の根の他地区合同指導力育成プログラムです。3回の理事会と規定審議会を経て、国際ロータリーにて強く推奨されています。日本では、約30地区で取組まれています。
小グループ制によるファシリテーテション手法を用いた対話を通して、ロータリアン一人ひとりの自己啓発が指導力の向上とともにクラブを強化するプログラムとして導入されました。

 

2)特徴

ロータリアン同士で語り合うことによって
ロータリーの知識を高め
ロータリーを知り
自らのスキルアップを行なっていく

 

2.RLIの歴史

RLIは、1992年に米国ニュージャージー州(第7510地区)で元RI理事のデビット・リンネット氏の発案で始められた研修組織です。
 
1994年には、ニュージャージー州でさらに3地区が参加し多地区の活動になり1998年には31・32ゾーン(米国北東部、中部太平洋岸、カナダの一部)まで広がり始めました。
 
RLIプログラムは、2001年の国際協議会のスピーチのなかで取り上げられ、指導力成功談としてRIウェブ・サイトに掲示されるとともに、2002年3月のRIニュース・バスケットの記事になりました。同時に、
RI理事会は、地区やクラブがRLIおよびこれに類似したプログラムに参加することを推奨するという決議を採択しました。
 
このようにして、RLIの活動は自然発性的に全世界にクラブサイドのロータリー研修組織として発展しています。現在のRLIは、米国のみならず、日本では約30地区、世界では約410以上の地区でRLIの研修セミナーが実施されています。
 

3.RLIの目的

1)ロータリーの活性化

ロータリアンとしての自主性と
卓越した指導力を涵養し
クラブとしての刷新性と柔軟性を育てる

ロータリアンとしての成長ロータリー観の確立

2)クラブ全体で人を育てる

クラブを超えての出会いを増やし
ロータリーとしての繋がりをもち
奉仕の心
円満な交際(寛容・忍耐・礼節・義理人情)
上手な自己管理(生活・行動・時間)
リーダーシップなどを身に付ける機会を設けることによる

3)クラブの活性化

× クラブの特定のリーダーを育成
 一人ひとりのリーダーシップを育む

 

4.今、必要とされるRLI

1)背景と問題点

ロータリー創始から100年以上が経過し、社会も人の意識も変化
ロータリアン世代間の意識や価値観に大きなギャップが生じている
これらはロータリー活動に直接的・間接的に支障をきたしている
(先進国におけるロータリアン数の減少など)

2)考えられる解決策

問題とされる要因を根本的に整理し
自発的に十分に話し合い(ディスカッション)を行ない
ロータリアン一人ひとりが
ロータリーについて、正しく、より知識を深める

3)期待できること

さまざまな考え方を謙虚に話し合うことができ
人を思いやり、尊敬し合う価値を享受しながら
ロータリー精神や情報の勉強の場を構築し
ロータリーの奥深さを知ることで啓蒙活動に役立ち
公共性イメージの向上、会員増強、退会防止に繋げる

 

5.RLIと第2500地区

1)RLIは、優先順位の高い研修プログラム

世界的にも日本国内でも各地区のRLI導入が進み、プログラム内容
も充実し、様々なカタチでロータリー活動やその他で多くの良好な結果
が出ていることが証明されています。
日本のなかでも、範囲が広大な面積を誇る第2500地区においては
一堂に会する機会も少なく、また、距離も遠いことから、より充実した
中身の濃い、効率性の高いプログラムが必要と考えられます。

2)RLIは、重要かつ有効な研修プログラム

取扱われる話題には、効果的な奉仕プロジェクトやロータリー財団な
どが挙げられ、自らの役割や責務、目標設定、クラブ役員の人選と準備、
クラブ管理運営、会員増強と退会防止、広報そしてRIや地区の支援源などについてで、会長エレクトが学ぶ「会長エレクト研修セミナー」
(PETS:P residents E lect T raining S eminareminar)の内容に関連性が高く、重複または付属している項目も少なくないことから、非常に重要かつ有効な研修プログラムであると考えられています。
このため、第2500地区と致しましても、各クラブ様からのご参加を強く要請させていただくところです。

 

6.RLI研修の特色

1)討議・ディスカッション

× 講演型 〇 参加型
 
決められたテーマについて
受け身ではなく
自分から積極的に発言し
みんなで自由に意見を出し合い
根本的な部分からロータリーを高めていく

2)主な実施方法

研修は、パート で構成
各パート6セッション(各セッション50分)
ファシリテーターが進行役を務める

3)参加者(リーダー)の方々に期待すること

意見の相違を協調的に解消し、合意形成のスキルを身に付け
思いやりや忍耐力を積み
信頼され、人望を集め
最終的には、人間力を大きくする
 
カリキュラムのスパイラル
 

7.ディスカッションのルール

1)参加者の心構え

ディスカッションでの発言に正解はない
自由にディスカッションへ参加する
他人の発言に対して寛容に
自分と異なる視点に感謝する
楽しく議論する

2)参加者のみなさんは対等

年齢や入会歴を気にしない
相手の意見を尊重しつつ、伸び伸びと、自由に発言してよい
RLIは、語り合う場、気付きの場、拓かれた場

 

8.第2500地区のRLI

1)位置付け

第2500地区「RLI委員会」が中心となって、学びの機会を共有します。
RLIを「ロータリーの理解を深め、ロータリアンが繋がり楽しく活動をする」ための手がかりとして、このプログラムを実施いたします。

2)開催時期

・パート 2023年11月12日(日)
・パート 2024年1月21日(日)
・パート 2024年3月10日(日)
・卒後コース2024年6月1日(土)開催場所:帯広市
 
※おひとりの方が、全てのパートを受講いただくことでRLI研修修了となります(複数のクラブ会員様で分担受講はできません)。
※やむを得ず、いずれかの日(パート)やセッションを受講できなかった場合、次年度以降に同一者の方が当地区開催のRLIにて不足部分を受講するか、他地区の開催で対象部分に参加いただく
ことで修了とみなされます(代用受講)。

3)登録料

当地区開催の上記3回の合計で5,000円(テキスト代込み)
※卒後コースは別途受講料がかかります。
※登録料の一部または全額の返金はできかねます。代用受講もありますので、ぜひ修了してください。

4)タイムスケジュール(時間厳守)

入室可能時間8:30
開会式・オリエンテーション9:00
セッション19:15(実施50分+休憩15分)
セッション210:20(実施50分+休憩15分)
セッション311:25(実施50分+休憩15分)
昼食(55分)
セッション413:10(実施50分+休憩15分)
セッション514:15(実施50分+休憩15分)
セッション615:20(実施50分+休憩15分)
閉会式・感想共有16:10
終了16:30
 
※パートごと全6セッションの受講で、1パート分の修了となります
※途中参加や退室は受講したことになりません
※上記スケジュールの内容は変更される場合があります
※卒後コースは集合開催になり、上記スケージュールとは異なります。

5)開催方法(パートⅠⅠ~ⅢⅢ)

オンライン
広域な2500 地区の現状を考慮して、オンライン開催を基本として実施します。

6)参加要請対象(どなたでもご参加いただけます)

・会長エレクトの方はぜひご参加ください
・幹事エレクト、または、次期クラブ研修リーダー
・入会歴が比較的浅く、ロータリーをもっと知りたい方など

7)すべてのパートとセッションの修了後

・ファシリテーターの資格とバッヂの付与
・地区のファシリテーターとして登録(任意)

8)RLI受講のその他メリット

・クラブ内研修のキーパーソンとして活動可能
・クラブおよび分区を超えた交流が可能
・自身の所属クラブ以外の雰囲気を体感できる

9)他地区のRLI開催情報

詳しくはお問合せください